和名 | ハゼノキ 有毒 |
別名 |
ハゼ・リュウキュウハゼ・ロウノキ・トウハゼなど 漢字で書くと「櫨の木・黄櫨の木」 |
概要 |
生長すると樹高7~10mになるウルシ属の落葉樹で、長さ5~12cm、幅2~4cmの小葉を4~8対つける複葉で、秋には紅葉します。 同じウルシ属の有毒植物ウルシ、ヤマウルシ、ヤマハゼと同様に乳液にかぶれの原因となる毒成分を含んでおり、触れると皮膚に炎症を起こします。 紅葉が美しいことから庭木や公園に植樹されていることもあります。 |
症状・注意事項 |
葉や茎を傷つけると出る白い乳液に毒成分のウルシオールを含んでおり、触ると遅延型接触皮膚炎と呼ばれる1~2日後に発症するアレルギー性皮膚炎を引き起こします。 患部はかゆみが非常に強く、かきむしることでさらに症状が悪化します。 敏感な人の場合触るだけ、近くを通るだけでも発症することもあります。 |
国内分布 | 本州(関東以南)・四国・九州・沖縄 |
生育場所 | 低地から山地の林の中や林縁など |
種別 | 落葉高木 |
学名 | oxicodendron succedaneum |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 Angiosperms 階級なし:真正双子葉類 Eudicots 階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots 階級なし:バラ類 Rosids 階級なし:真正バラ類II Eurosids II 目:ムクロジ目 Sapindales 科:ウルシ科 Anacardiaceae 属:ウルシ属 Toxicodendron 種:ハゼノキ T. succedaneum |
紅葉したハゼノキ