ムラサキケマン [毒]

ムラサキケマン 有毒

ムラサキケマン

和名 ムラサキケマン 有毒 
別名 ヤブケマン・ネコイラズ・ハッカケなど
漢字で書くと「紫華鬘」
概要 キケマンと同じケシ科キケマン属の有毒植物です。
セリ科に属する野菜のニンジンと葉が似ているため、同じくニンジンの葉に似ていることからヤマニンジンの別名を持つ可食植物のシャクと間違えて誤食しないよう注意が必要です。
また、同じケシ科キケマン属で山菜として食用にされるエゾエンゴサクと花が似ているためこちらも注意が必要です
いずれも有毒のムラサキケマンは葉や茎を折ると独特の不快臭がすることから判別することが可能です。
症状・注意事項 全草に有毒成分のプロトピンを含んでおり、誤食すれば嘔吐や体温低下、呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合は呼吸麻痺や心臓麻痺などにより死に至る場合もあるため注意が必要です。
国内分布 日本全国
生育場所 山地の湿った場所など
種別 二年生草本
学名 Corydalis incisa
分類 界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
目:キンポウゲ目 Ranunculales
科:ケシ科 Papaveraceae
亜科:ケマンソウ亜科 Fumarioideae
属:キケマン属 Corydalis
種:ムラサキケマン C. incisa
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