和名 | レンゲツツジ 有毒 |
別名 |
ウマツツジ・ベコツツジ・オニツツジなど 漢字で書くと「蓮華躑躅」 |
概要 |
生長すると樹高1~2m程になり、4~6月にオレンジ色で漏斗形の花を咲かせます。 キレンゲツツジと呼ばれる黄色の花が咲く品種もあり、公園や庭木などに植樹されることも多いです。 全木に有毒成分を持ち、馬や牛が食べるのを避けることからウマツツジやベコツツジの別名があります。 同じツツジ科の有毒植物アセビと同じく、葉を煎じたものはシラミやウジなどの殺虫剤として利用されることもあります。 |
症状・注意事項 |
全木にグラヤノトキシン、ロドジャポニンなどの有毒成分を含んでおり、誤食すると嘔吐やけいれん、歩行困難、呼吸困難、神経麻痺などを引き起こします。 花の蜜にも毒成分があり、ミツバチによって採取されたハチミツによる中毒例が報告されていることから、日本ではレンゲツツジの多い場所や、レンゲツツジの開花時期のハチミツ採集は養蜂業者により避けられています。 小さい子供などがツツジの花と間違えて花の蜜を吸ってしまわないよう注意が必要です。 |
国内分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育場所 | 日当たりのよい草原、公園、庭など |
種別 | 落葉低木 |
学名 | Rhododendron molle (Blume) G.Don subsp. japonicum (A.Gray) K.Kron (1993) |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし:キク類 asterids 目:ツツジ目 Ericales 科:ツツジ科 Ericaceae 属:ツツジ属 Rhododendron 種:トウレンゲツツジ Rhododendron molle 亜種:レンゲツツジ subsp. japonicum |
黄色の花が咲くキレンゲツツジ