和名 | ヤブガラシ |
別名 |
ビンボウカズラ・ロウソクバナなど 漢字で書くと「藪枯らし」 |
概要 |
つる性の植物で茎は他の植物などに絡みつきながら伸び、6~8月頃に薄緑色の小さい花を多数咲かせ、開花後半日ほどで花びらが散りオレンジ~ピンク色の花托(花をつける枝の先端の花が育つ部分)が残ります。 藪を覆って枯らしてしまうほど繁殖力が強いことが和名の由来で、地上部を抜き取っても地中に残った地下茎から盛んに芽を出すため駆除が困難な雑草としても知られています。 市街地などでは庭や公園のフェンスなどに絡まっているものもよく見られます。 新芽が食用にできますが、アクが強く辛さが残るためしっかり茹でて水にさらす必要があります。 |
可食部位 | 新芽 |
採取時期 | 春~初夏 |
料理 |
下処理:しっかり茹でて一晩水にさらす 料理:和え物・酢の物・炒め物など |
国内分布 | 日本全国 |
生育場所 | 草地や田畑、空き地、道端など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Cayratia japonica |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし:バラ類 rosids 目:ブドウ目 Vitales 科:ブドウ科 Vitaceae 属:ヤブガラシ属 Cayratia 種:ヤブガラシ C. japonica |
フェンスに絡まるヤブガラシ