ミゾカクシ [毒]

ミゾカクシ 有毒

ミゾカクシ

和名 ミゾカクシ 有毒 
別名 アゼムシロなど
漢字で書くと「溝隠」
概要 茎は地面を這うように伸び、節から根を下ろして繁殖します。
切断しても茎から伸びる駆除が困難な水田雑草で、休耕田などに群生していることが多いです。
溝を隠してしまうほどの繁殖力の強さが和名の由来です。
草丈は10~15cm程で、6~10月頃に薄い紫色を帯びた白色の小さい花を花茎の先端に一輪咲かせます。
近縁のサワギキョウと同じく全草に毒成分のアルカロイドを含んでいるため注意が必要です。
症状・注意事項 全草に毒性の強いアルカロイドのロベリンを含んでおり、誤食すると嘔吐や下痢、呼吸困難、心臓麻痺などを引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
キキョウ科の植物はアルカロイドを含む植物が多いですが、その中でもミゾカクシ属の植物は特に毒性が強いとされているため誤食しないよう注意が必要です。
国内分布 日本全国
生育場所 水田や休耕田、あぜ道、湿り気のある土手など
種別 多年生草本
学名 Lobelia chinensisLour.
分類 界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:キク類 asterids
階級なし:キキョウ類 lamiids
目:キク目 Asterales
科:キキョウ科 Campanulaceae
属:ミゾカクシ属 Lobelia
種:ミゾカクシ L. chinensis
タイトルとURLをコピーしました