和名 | スズラン 有毒 |
別名 |
キミカゲソウ・タニマノヒメユリなど 漢字で書くと「鈴蘭」 |
概要 |
生長すると草丈20cmほどになり、4~5月頃に花茎から鈴のような形状の白い小さな花を10個ほど咲かせます。 北海道などを中心に自生する在来種があるほか、ヨーロッパ原産のドイツスズランが観賞用に広く流通しています。 花にはよい芳香があり可憐な印象ですが、全草に毒成分を含む毒草のため注意が必要です。 |
症状・注意事項 |
全草にコンバラトキシンなどの毒を含む毒草です。 特に花や根に有毒物質を多く含み、摂取すると嘔吐や頭痛、めまい、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を引き起こし、最悪の場合死亡に至ることもあります。 新芽が山菜として食用にされるギョウジャニンニクと似ているため、間違えて誤食しないよう注意が必要ですが、ギョウジャニンニクは葉を折るとニンニクに似たにおいがすることから判別が可能です。 |
国内分布 | 北海道・本州(中部以北) |
生育場所 | 林の中や林縁、草地など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Convallaria majalis |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 Angiosperm 階級なし:単子葉類 Monocots 目:キジカクシ目 Asparagales 科:キジカクシ科 Asparagaceae 亜科:スズラン亜科 Nolinoideae 属:スズラン属 Convallaria 種:スズラン C. majalis |