和名 | キツネノカミソリ 有毒 |
別名 |
ハナドキニハミズハドキニハナミズなど 漢字で書くと「狐の剃刀」 |
概要 |
4~6月頃に地表近くから細長い葉を多数出しますが、初夏になると一度葉が枯れ、8月中旬頃に30~50cm程伸ばした花茎の先端にユリの花に似た形状のオレンジ色の花を複数咲かせます。 葉の時期と花の時期が違うことがハナドキニハミズハドキニハナミズ(花時に葉見ず葉時に花見ず)という長い別名の由来になっています。 近縁のヒガンバナも葉の時期と花の時期が違うことで知られていますが、花の形状や花の時期(ヒガンバナは9月中旬)が違います。 |
症状・注意事項 |
全草にアルカロイドのリコリンを含んでおり、誤食すると嘔吐や下痢、けいれんなどの症状を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。 特に球根部分には多くの毒成分を含んでいるため注意が必要です。 |
国内分布 | 日本全国 |
生育場所 | 明るい林の中や林縁など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Lycoris sanguinea Maxim. |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:単子葉類 monocots 目:キジカクシ目 Asparagales 科:ヒガンバナ科 Amaryllidaceae 属:ヒガンバナ属 Lycoris 種:キツネノカミソリ L. sanguinea |
ユリの花に似た形状のオレンジ色の花を複数つける