和名 | クサボケ |
別名 |
シドミ・ジナシ・ノボケ・コボケなど 漢字で書くと「草木瓜」 |
概要 |
庭木としてよく利用されるボケの木の野生種で、樹高1~2mになるボケと比べて小ぶりの樹高50cm程度にしかならず、枝が横に広がって草状に立ち上がることから「草のようなボケ」という意味でクサボケの和名がついたといわれています。 10~12月頃に直径3~5cmの果実が黄色く熟し食用にできますが、酸味が強いことからそのまま食すよりもジャムや果実酒などに利用されることが多いです。 香りがよいことから輪切りにしたものを吊るして芳香剤として用いられることもあります。 鋭く尖った棘状の小枝があるので採取するときにけがをしないように注意が必要です。 |
可食部位 | 実 |
採取時期 | 秋 |
料理 |
下処理:特に必要なし 料理:ジャム・酒に漬けて果実酒(クサボケ酒)など |
国内分布 | 本州・四国・九州 |
生育場所 | 林の中の日当たりのよい場所や山野の斜面など |
種別 | 落葉低木 |
学名 | Chaenomeles japonica |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:バラ類 rosids 目:バラ目 Rosales 科:バラ科 Rosaceae 亜科:サクラ亜科 Amygdaloideae 連:リンゴ連 Maleae 属:ボケ属 Chaenomeles 種:クサボケ Chaenomeles japonica |