和名 | ヤマグワ |
別名 |
ドドメ・ドドノミ・クワデ・ツミ・シマグワなど 漢字で書くと「山桑」 |
概要 |
養蚕業(ようさんぎょう)が盛んな頃には蚕(かいこ)のエサに用いられる桑の木(マグワ)が多く栽培されていました。 ヤマグワは山野に自生する桑の木というのが名前の由来で、栽培される桑の木が生育不良で蚕の飼料不足となるときに利用されることもありました。 マルベリーと呼ばれることもある果実は熟すと赤色から黒紫色になり、甘くおいしいことから養蚕が盛んな時代には子供のおやつとしても食されました。 春の新芽も山菜として食用にできます。 |
可食部位 | 新芽・実 |
採取時期 | 新芽は春、実は初夏 |
料理 |
下処理:特に必要なし 料理:新芽は天ぷら・和え物など、実は生のまま食べる・ジャム・酒に漬けて果実酒など |
国内分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育場所 | 低山地の林内、林縁など |
種別 | 落葉高木 |
学名 | Morus bombycis |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 Angiosperms 階級なし:真正双子葉類 Eudicots 階級なし:バラ類 Rosids 目:バラ目 Rosales 科:クワ科 Moraceae 属:クワ属 Morus 種:ヤマグワ M. bombycis |