和名 | オニグルミ |
別名 |
クルミ・オグルミ・ヤマグルミ・ホングルミなど 漢字で書くと「鬼胡桃」 |
概要 |
クルミ科クルミ属の植物で、日本に自生するクルミのほとんどがオニグルミであることから単にクルミと呼ばれることもありますが、栽培されてクルミとして流通しているもののほとんどは、同じクルミ属のシナノグルミという品種になります。 種子の中の核の部分を食用にしますが、果肉の部分はタンニンを多く含んでいるため非常に渋く、かぶれる恐れもあるため食用にできません。 木材は衝撃に強い、狂いが少ない、加工性が高いなどの特徴があり、ウォールナットと呼ばれ高級家具材や工芸材、建築材料に用いられます。 |
可食部位 | 仁(種子の核) |
採取時期 | 秋 |
料理 |
下処理:果肉を腐らせて種子を取り出し水洗いして乾燥する 料理:殻をむいてそのまま食べる・和え物など |
国内分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育場所 | 山間の湿気のある川沿い、渓流沿いなど |
種別 | 落葉高木 |
学名 | Juglans mandshurica var. sachalinensis |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:バラ類 rosids 階級なし:マメ類 fabids 目:ブナ目 Fagales 科:クルミ科 Juglandaceae 属:クルミ属 Juglans 種:マンシュウグルミ J. mandshurica 変種:オニグルミ J. m. var. sachalinensis |
穂になって咲く雄花序
オニグルミの種子