和名 | イタドリ |
別名 |
スイバ・スイカンボ・サシガラ・イタンポ・ドングイ・スッポン・ゴンパチ・エッタン・ダンチ・タンジ・タジイ・サイタナ・ヤマウメなど 漢字で書くと「虎杖」 |
概要 |
冬期に地上部が枯死して地下茎や根のみで越冬する多年草で、7~10月頃にかけて草丈30~150cmに生長して白色の小花を穂状に咲かせます。 春に地上に伸びるアスパラガスに似た新芽は赤紫色でタケノコのように節があり、天ぷらにして食べられることが多いです。 イタドリにはスイバという別名がありますが、同じタデ科で標準和名をスイバとする植物があるため混同されることもあります。 スイバと同じくシュウ酸による酸味があり、体質や摂取量によっては下痢や嘔吐を引き起こす可能性がありますので、一度にたくさんの量を食べ過ぎないようにするなどの注意が必要です。 |
可食部位 | 新芽・茎 |
採取時期 | 春 |
料理 |
下処理:皮を剥き軽く茹でて水にさらす 料理:天ぷら・和え物・煮物・サラダなど |
国内分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育場所 | 草地や田畑、空き地、道端など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Fallopia japonica (Houtt.) Ronse Decr. (1988) |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 Angiosperms 階級なし:真正双子葉類 Eudicots 階級なし:コア真正双子葉類 Core eudicots 目:ナデシコ目 Caryopyllales 科:タデ科 Polygonaceae 属:ソバカズラ属 Fallopia 種:イタドリ F. japonica |
穂状につく白い花