和名 | サルトリイバラ |
別名 |
ガンタチイバラ・カラタチイバラ・カカラ・カメイバラ・コバンノキ・サンキライ・サンキナなど 漢字で書くと「猿捕茨」 |
概要 |
つる性の植物で茎は他の植物などに絡みつきながら伸び、4~7月頃に緑色の小花を半球状に咲かせ、10~11月頃に直径7~10mm程度の球形の赤い実をつけます。 枝には鋭いとげがあり、サルも引っかかって捕まってしまうほどの棘(イバラ)であるというのが和名の由来になっています。 葉先で合流する5本の葉脈が入った丸い葉には独特の芳香があり、柏餅(かしわもち)を包むカシワの葉の代わりに利用する地域もあります。 |
可食部位 | 新芽・実 |
採取時期 | 新芽は春~夏、実は秋 |
料理 |
下処理:軽く茹でて水にさらす 料理:新芽は天ぷら・おひたし・和え物・炒め物など、実は酒に漬けて果実酒など |
国内分布 | 日本全国 |
生育場所 | 山野や丘陵の林縁、草地など |
種別 | 落葉低木 |
学名 | Smilax china L |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:単子葉類 monocots 目:ユリ目 Liliales 科:サルトリイバラ科 Smilacaceae 属:シオデ属 Smilax 種:サルトリイバラ S. china |
赤く熟した果実