和名 | ドクダミ |
別名 |
ジュウヤク・ドクダメ・ドクダン・ドクトマリ・ドククダシ・ハッチョウグサ・ギョセイソウ・ジゴクソバ・トベラ・ウマゼリなど 漢字で書くと「蕺草・蕺」 |
概要 |
センブリ、ゲンノショウコとともに日本の三大民間薬の一つに数えられる薬草で、薬効が多岐にわたるところからジュウヤク(十薬)という別名で呼ばれることもあります。 抗菌作用のあるデカノイルアセトアルデヒドや動脈硬化の予防作用のあるクエルシトリン、毛細血管を丈夫にする作用のあるクエルセチン、利尿作用のあるカリウム塩などの有効成分を含み、胃腸病や食あたり、下痢、便秘、利尿などの内服薬として利用されるほか、腫れ物や吹き出物、皮膚病などの外用薬としても利用されます。 山菜としては独特のにおいから敬遠されがちですが。茹でて水にさらすことでにおいはそれほど気にならなくなります。 |
可食部位 | 新芽・葉・根 |
採取時期 | 新芽・葉は春、根は通年 |
料理 |
下処理:新芽は軽く茹でて水にさらす、根は軽く茹でて一晩水にさらす 料理:新芽は天ぷら・和え物など、根はきんぴらなど、葉は乾燥させてドクダミ茶に |
国内分布 | 日本全国 |
生育場所 | 湿り気のある半日陰地、住宅周辺の庭や空き地、道端、林など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Houttuynia cordata |
分類 |
界:植物界 Plantae 門:被子植物門 Magnoliophyta 綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida 目:コショウ目 Piperales 科:ドクダミ科 Saururaceae 属:ドクダミ属 Houttuynia 種:ドクダミ H.cordata |