トチノキ

トチノキ 可食

トチノキ

和名 トチノキ
別名 トチ・トチグリ・トチノミなど
漢字で書くと「栃・橡・栃の木」
概要 生長すると樹高20~30mになる高木で、公園や街路樹としても植樹されています。
秋に直径5~7cmの球形で茶色い実をつけ、熟すと果皮が裂けて中から直径3~4cmの栗に似た種子を落とします。
この種子はトチノミと呼ばれ、アクが強いためそのまま食すことはできませんが、灰汁抜きをした澱粉が餅やせんべいに利用されます。
木材としてはお椀やお盆、器などの器具材に用いられるほか、家具や建築材料にも用いられます。
可食部位 種子
採取時期
料理 下処理:種子の中身をすりつぶして水につけ沈殿した澱粉を利用する
料理:もち米と混ぜて餅にする栃餅(とちもち)・せんべい生地に混ぜてとちの実せんべいなど
国内分布 北海道・本州・四国・九州
生育場所 山地の湿気のある谷沿いなど
種別 落葉高木
学名 Aesculus turbinata
分類 界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし:バラ類 rosids
階級なし:真正バラ類II Eurosids II
目:ムクロジ目 Sapindales
科:ムクロジ科 Sapindaceae
属:トチノキ属 Aesculus
種:トチノキ A. turbinata

果皮と種子(トチノミ)
トチノキ

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