タケニグサ [毒]

タケニグサ 有毒

タケニグサ

和名 タケニグサ 有毒 
別名 チャンバギク・ササヤキグサ・シシヤキグサ・オオカミグサ・ケンカグサ・ガラガラ・ゴウロギなど
漢字で書くと「竹似草」
概要 生長すると草丈1.5~2m以上になる大型の多年草です。
葉や茎は粉をまぶしたように白くなっており、6~8月頃に花びらがない雄しべだけの花を穂状に咲かせ、9~10月頃に長さ2~3cmで扁平の独特な形状の果実を実らせます。
茎が中空になって竹に似ていることが和名の由来といわれており、茎を傷つけるとアルカロイドを含んだオレンジ色の乳液が出るため注意が必要です。
症状・注意事項 茎を傷つけると出る乳液が肌につくとかぶれや腫れなどの皮膚炎を引き起こす場合があります。
また、全草にプロトピンやサンギナリンなどの有毒成分を含んでおり、誤食すれば嘔吐や体温低下、呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合は呼吸麻痺や心臓麻痺などにより死に至る場合もあるため注意が必要です。
国内分布 北海道・本州・四国・九州
生育場所 日当たりのよい草地や野原、空き地、道端など
種別 多年生草本
学名 Macleaya cordata (Willd.) R.Br.
分類 界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
目:キンポウゲ目 Ranunculales
科:ケシ科 Papaveraceae
属:タケニグサ属 Macleaya
種:タケニグサ M. cordata

花びらがない雄しべだけの花
タケニグサ

扁平で独特な形状の果実
タケニグサ

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