和名 | ヤマナシ |
別名 |
ニホンヤマナシ・ヤマリンゴ・イヌナシ・イシナシ・カタナシ・マメナシ・コナシなど 漢字で書くと「山梨」 |
概要 |
果物の梨として広く流通している栽培品種の和ナシの原種となる野生種です。 果実は直径3~8cm程度と商業果物として栽培されている品種に比べて小ぶりで、甘味や果汁も少ないですが梨独特のしゃりっとした食感や歯ざわりがあります。 ヤマナシと似た野生種のイワテヤマナシやアオナシ、マメナシなども同様に食用にできますが、開発などの環境破壊による個体数の減少や交配による純粋品種の減少などから、これらの野生種は多くの都道府県で絶滅危惧種としてレッドリストの指定を受けています。 |
可食部位 | 実 |
採取時期 | 秋 |
料理 |
下処理:特に必要なし 料理:生のまま食べる・酒に漬けて果実酒など |
国内分布 | 本州(中部地方以南)・四国・九州 |
生育場所 | 山地の雑木林の中や林縁など |
種別 | 落葉高木 |
学名 | Pyrus pyrifolia |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:バラ類 rosids 目:バラ目 Rosales 科:バラ科 Rosaceae 亜科:ナシ亜科 Maloideae 属:ナシ属 Pyrus 種:ヤマナシ P. pyrifolia |