和名 | オケラ |
別名 |
カイブシ・ウケラ・ウワオロシ・オケラッパなど 漢字で書くと「朮」 |
概要 |
「山でうまいはオケラにトトキ(ツリガネニンジンの別名)」と里謡で歌われるほど、灰汁もクセもなく様々な料理に利用できる山草です。 硬い根茎(地下茎)から春に伸びてくる新芽は白い産毛に覆われており、茎を折ると白色の乳液が出ます。 生長すると草丈60~100cmになり、葉の産毛はなくなります。 秋に掘り出した根茎を干して乾燥したものは白朮(びゃくじゅつ)と呼ばれ生薬として用いられることもあります。 なお、同じくオケラという俗称で呼ばれることが多いコオロギ科の昆虫「ケラ」は漢字で「螻蛄」と書き、特に関連性はないとされています。 |
可食部位 | 新芽 |
採取時期 | 春 |
料理 |
下処理:特に必要なし 料理:天ぷら・おひたし・和え物・炒め物・煮物など |
国内分布 | 本州・四国・九州 |
生育場所 | 日当たりと水はけがよい山野や丘陵地・スキー場など |
種別 | 多年生草本 |
学名 | Atractylodes japonica |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:キク類 asterids 階級なし:キキョウ類 lamiids 目:キク目 Asterales 科:キク科 Asteraceae 属:オケラ属 Atractylodes 種:オケラ A. japonica |