和名 | サンショウ |
別名 |
キノメ・ハジカミ・サンショなど 漢字で書くと「山椒」 |
概要 |
日本古来より香辛料として利用されてきた植物で、山野の雑木林に自生するほか栽培されているものもあります。 新芽は木の芽と呼ばれ、緑が鮮やかで香りが良いことから焼き物や煮物などの添え物としても利用されます。 5~6月頃の柔らかく未熟な果実は実山椒と呼ばれ、軽く茹でて佃煮やちりめんじゃこと混ぜてちりめん山椒などに用いられます。 9~10月頃の熟した果実の皮を乾燥して粉末にしたものは粉山椒と呼ばれ、ウナギのかば焼きや七味唐辛子などに用いられる調味料・香辛料になります。 葉の付け根や枝に鋭い棘があるので採取するときにけがをしないように注意が必要です。 |
可食部位 | 新芽・実 |
採取時期 | 新芽は春、実は夏~秋 |
料理 |
下処理:新芽は軽く茹でて水にさらす、実は半日水につける 料理:新芽は佃煮・和え物・汁物・料理の添え物など、実は佃煮・ちりめん山椒・皮を乾燥粉末にして粉山椒など |
国内分布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育場所 | 半日陰の雑木林の中や林縁、藪など |
種別 | 落葉低木 |
学名 | Zanthoxylum piperitum (L.) DC. |
分類 |
界:植物界 Plantae 階級なし:被子植物 angiosperms 階級なし:真正双子葉類 eudicots 階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし:バラ類 rosids 階級なし:真正バラ類II Eurosids II 目:ムクロジ目 Sapindales 科:ミカン科 Rutaceae 属:サンショウ属 Zanthoxylum 種:サンショウ Z. piperitum |
5~6月頃の未熟な果実
9~10月頃の熟した果実