トリカブト [毒]

トリカブト 有毒

トリカブト

和名 トリカブト 有毒 
別名 ヤマトリカブト
漢字で書くと「鳥兜・草鳥頭」
概要 ドクウツギドクゼリと並ぶ日本三大有毒植物のひとつで、全草にアルカロイド系の毒成分を持つ毒草です。
花の形状が鶏のトサカに似ていることが名前の由来で、葉の形状がヨモギニリンソウと似ているため注意が必要です。
日本に33種が自生するトリカブト属の総称としてトリカブトと呼ぶことが多く、花の色は紫色のほか白や黄色、ピンク色などがあります。
症状・注意事項 毒性の強いアルカロイドを含み、食べるとけいれんや呼吸困難、臓器不全を引き起こします。
致死量は3~4mgで、経口摂取すると心室細動や心停止、心臓麻痺で6時間以内に死に至るといわれています。
また、有効な解毒剤や治療法も現在のところ確立されていません。
国内分布 日本全国
生育場所 林の中や山道・草地など
種別 多年生草本
学名 Aconitum
分類 界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
目:キンポウゲ目 Ranunculales
科:キンポウゲ科 Ranunculaceae
属:トリカブト属 Aconitum
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